読み始めた序盤で読むのをやめてしまって十数年が経ち 今になってまた読んでみた
読んでいて昔読むのをやめた理由がわかった気がした
当時二十歳そこそこの僕はたぶん片岡義男の細かな情景描写についていけなくなったんだろう
カメラ越しの描写があるので次から次へと片岡的描写がやってきて それに頭が追いつかなくなってしまい本を閉じたのだと思う
今回はそんなことにはならず読み進めることができた
ただどうしても本家の巧とミーヨの姿が脳裏をチラつき話に入り込むことができなかった
彼のオートバイ、彼女の島
なぜ2なのか
2の名を打たなくてもいいのに それが感想だった
映画の2を観てみたい
別の生活を送っていた二人 お互い還暦となった今
セカンドライフで日本一周の旅へ出たところ 途中で立ち寄った街々で知らず知らずのうちにすれ違いを繰り返し 最後に偶然の再会する話
もちろんキャストは竹内力と原田貴和子で
オートバイはW3とCBでお願いします