ふらふらの状態で帰宅して 2時間寝て
だらけたままシャワーを浴び 動物園へ向かった
暫くW650のメンテをサボっていたせいでチェーンがカスカスになってたからカブで行くことにした
数ヶ月ぶり 久しぶりの動物園 年間定期観覧券を買った
門を入ってすぐラン丸の様子を見に行った
いつものことだが ラン丸は表の岩場にいない 部屋の中だろうか
ベンチに座ったり 手すりにもたれたりしてラン丸を待つことにした
ラン丸を待つ僕の前をたくさんの人が通り過ぎて行く
小さな子供を連れた家族 男女カップル 男男カップル
悔しいけど少し淋しい気分になった
ラン丸 お前が姿を見せてくれないと 僕の気分はどんどん暗くなっていっちまう
辺りはすっかり暗くなり 岩場が緑色にライトアップされた
払いのけるのも面倒なほど蚊がユラユラ近付いてきて刺してくる
頭上の木からは毛虫も降ってくる
誰かと一緒なら「うわぁ毛虫ー」とか言ってビビる気持ちを発することができるが
独りの場合 声を押し殺して「ううっ」っていいながら毛虫をかわすので精一杯
2時間くらい待った頃 ラン丸は部屋から出てきた
すぐに岩場のトンネルに入ってしまったけど元気そうだった
暑さでぜぇーぜぇーしてたし 少し痩せたようにも見えた
でもしっかりと生きていた
閉園時間が迫り ラン丸だけ見て帰ることになった動物園
はじめから分かっていたけど 動物園へ行くなら やっぱり平日の昼間が一番いい