2024/04/17

年に一度の嫌なこと


翌日の人間ドックのこと忘れてて
帰宅して速攻夜ごはん 21時半

便なんて急に準備できない
0時まで頑張ってみたけど出ないものは出ない
もう諦めて明日ごめんなさいしようかと思ったけどラストチャンスにかけてなんとか採取 1時半
日付は適当に書いて二日分の採取とした

最大の山場は内視鏡検査はちょうど検査の中盤でやってきた
深呼吸して前室みたいなところ一人がけソファに座り軽く背もたれが倒され両鼻にスプレー
その後局所麻酔ゼリーを両鼻に注入され
啜ると喉に苦味が流れ落ちてくる
二  三分で麻酔は効果を見せもう唾を飲み込むことは出来なくなった
カーテンが開き健診台に横向きに寝て 手足腰の位置が決まるとすぐにカメラが挿入が始まった

呼吸に全集中して管を迎え入れるも嗚咽となる
一番辛いところは超えましたよ の声に安心したのも束の間 呼吸への全集中はさらに厳しさを増す
涙で何も見えない 口から唾液が溢れ出ているのはわかる

ちょっと安定してきたかなというとき今度は お腹に空気入るのでゲップ我慢してくださいね という声が
我慢できるかはわからないけど わかりましたと少し首を動かす

胃潰瘍かな ちょっと画面見れますか
見れるわけないし 涙で何も見えない 今そんなこと言わないで
それどころじゃないんだと心の中で叫び 無視することを選んだ
油断すると嗚咽が込み上げてくる 早く早く終わってほしいそれだけ

二回目ということで心構えがあり去年よりは少しマシだったと思う
そして看護師さんが背中を摩ったりとんとんしてくれることの有難さ改めて感じた
カメラの管が鼻から抜かれもう何もできず脱力した僕は
看護師さんが次々に渡してくるティッシュをノールックで受け取り何度も鼻をかんだ