中国ラオス鉄道と寝台列車は数日前に予約しておいたが それ以外の移動はまだ考えていなかった
タクシーに乗るならこんなこと考える必要はないのだけど
少しでも安く済まそうとバスを手段に考えると時間的に行き当たりばったりではまずいことに昨夜気がついた
頭を整理するため紙に書いて計画を練り
なんとか乗り継ぎを考慮したスケジュールは完成したが 外国語のネット情報をもとに考えたのでどうしても情報の信憑性に疑いが残る
パッキングを全て終え 宿からすぐの店でカオチーを買いバルコニーで食す
まだお腹の調子が良くないので辛いソースは控えめに
表面ぱりぱり中ふわふわのフランスパンに肉と野菜がたくさん入ったカオチー
チェックアウトに向かうと宿のオーナーがレンタルバイクのエンジン始動に苦戦していた
セルでもキックでもダメそう
バイクを借りた欧米人おじさんはタバコを吸いながらその様子を見ている
僕も一緒に様子を見ていたが そろそろ手を貸さなければと思い声をかけた
セオリー通り順に確認を始めると燃料計がエンプティを指している
念のため燃料キャップを外すと空っぽで 車体を寝かしてもすっからかんだった
チューブを借りて別のレンタルバイクからガソリンを移して始動し一件落着となった
宿から少し離れたタートルアン広場からルアンパバーン駅までを期間限定でJICAが運営するバスが運行しているのを昨夜ネットで見つけた
ネットだと時刻表らしきものは見当たらなかったが
人が集まったら出発するパターンかもしれないと だいぶ時間に余裕を持って向かうと時刻表はあった ナイスJICA
ルアンパバーンから中国ラオス鉄道で2時間 ヴィエンチャンへ到着した
駅前は迎えのバンやトゥクトゥクでいっぱいだ
そこから緑色のバスを見つけ 係っぽい人にカムサワート駅へ行くのか聞くと そうだと言うのでとりあえず乗り込んだ
貼ってあるルート番号がネット違う気がしたので再度確認すると やはりカムサワートへ行くと言うので信じることにした
時間に余裕があれば一旦ヴィエンチャンの街へ行って何か食べてからカムサワート駅へ行くつもりだったが
寝台列車の時間を考えると街へ行く余裕はなかった
カムサワート駅に着き寝台列車出発まで約2時間 とくにやることがない
売店はあるけど手持ちのキープで買えるものがない
腹が減っていたが金がない ATMもない
ベンチに座り ただ時間が過ぎるのを待ちイミグレーションが開くのを待った
ラオス入出国時に払う謎の40バーツは 運良く持ち合わせがあった
今回は二等寝台下段の切符を買うことができた
定刻どおり出発 夕日の差すメコン川を過ぎ ノンカーイ駅で一旦降りてタイへ入国する
タイへ入国し電波を掴まなくなったのでSIMを入れ替えようとしたらSIMピンがないことに気づき
何人かに聞いてみたが誰も持ってないとの返答
時間になり再び寝台へ乗り込むとベッドが作られていた
荷物を広げリュックからピンの代わりとなるものがないか探しているとき 目の前の通路を日本人ぽい二人組の女の子が通りかかり
すかさず声をかけたがピンは持ってはいなかった
ただシャーペンならあると言うのでダメもとで貸してもらうとサイズはピッタリ SIMが顔を出した
思わずハイタッチしそうになったが女子大生くらいの子の気分を害してしまいそうなのでやめた
寝て起きればバンコク
着いたらカオマンガイが食べたい