2024/03/16

墓参り日和


一年ぶりにフランスから帰国
今年一番の暖かな日 薄いダウンを着て家を出たが暑くてすぐに脱いだ
そして彼女が念のために持ってきたパーカーはひろげるとスウェットのズボンだった

ドラッグストアで花やお供えを買い墓参りへ
枯れた花を外し水をかけ線香を立てる
墓石に平成15年3月15日と刻まれた命日
はっきりと覚えていなかったことを申し訳なく思った
境内の大きな桜の木は来週ごろには咲き始めそうな蕾をつけていた

その後彼女が服を買うのについて行く
待たせていることを少し気にしているようだったが僕はぜんぜん気にならない
ゆっくり買えばいいと思った
それは2件目の店でも同じだった

買い物の後うどんを食べに行くことになった
僕はカツカレーうどんとしらすご飯
彼女は味噌カツ膳
出汁が美味しいと言って飲み干すとことか見ていて気持ちがよかった

いつの間にかオープンしていた近所のココスへ行っておしゃべり
日付が変わる少し前に帰宅 話は尽きない

彼女は今パティシエをしている